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103号室

オタクです 文章を書きます

月に寄り添う乙女の作法 感想

 

※はじめに

 このブログにエロゲ感想書くか迷ってたんですけど、備忘録代わり、という感じで、ゲームをやったら簡単な感想を書くことにします。いままでやったやつもたま~に更新して行けたらなあと思います。エロゲの記事書くのなんか恥ずかしいなって思ってたんですけど、最初の方に終ノ空のアニメの感想書いてましたね。名作ですのでぜひ観てください。

 

評価基準

★☆☆☆☆→駄目だった

★★☆☆☆→合わなかった(人によっては楽しめるだろうなあ、という感じ)

★★★☆☆→楽しめた

★★★★☆→めっちゃ面白かった

★★★★★→最高

 

 

月に寄り添う乙女の作法

 

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 記念すべきレビュー一作目はつり乙です。女装もののエロゲって昔からあって、るい智だとか乙ぼくだとかありますけど、今「女装モノを挙げろ」って言われたらこれが一番挙げられるんじゃないですかね、知らんけど。このジャンルでは、去年はオトメ*ドメインが結構話題になりました。

 

 あらすじをアマゾンのページからコピペしておきます。

ストーリー
主人公『大蔵遊星(おおくらゆうせい)』は、日本の財界を代表する“華麗なる一族”大蔵家の末端に、望まれぬ子として生を受けた。
優秀な親族や家庭教師のもとで厳しく育てられた遊星は、多芸に秀でた万能家であったが、
いうなれば籠の中の鳥であり、およそ人並みの夢や希望などとは無縁の生涯だった。

そんな遊星が、初めて一族の監視下を離れ、ひとりで外の世界へ出る機会を得た。
名もなき庶民の娘『小倉朝日(こくらあさひ)』となって素性を伏せ、上流階級の子女が集う服飾専修機関『フィリア女学院』へ潜入することになったのだ。


その一環として遊星(=朝日)は、学院一のスーパー同級生『桜小路ルナ(さくらこうじるな)』に仕えるメイドとして、彼女の住まう『桜屋敷』で働くことに。
そしてそこには、ルナと縁のある学院生らが同居するという。
一人はスイスから来た誇り高き留学生『ユルシュール』。
一人は旧華族の流れを汲む家柄の大和撫子『花之宮瑞穂(はなのみやみずほ)』。
そしてもう一人が、少年時代の主人公に恋していた庶民派の社長令嬢『柳ヶ瀬湊(やながせみなと)』。

いずれも個性的なお嬢様方に加えて、それぞれに付き従う超個性的な従者たちが遊星(=朝日)の生活を引っかきまわす。
果たして遊星は、素性(おもに性別)を偽ったまま、屋敷と学園の二重生活を無事に過ごすことが出来るのか?

 

 

 プレイ順にルートごとの感想を簡単に書いていきます。

 

◇共通ルート ★★★★☆

 キャラクター同士のやりとりがコミカル、かつ、話が細かく途切れており、テンポよく進むのでかなり楽しめました。ユーシェとルナの煽り合いが面白かったですね。まあただ単にぼくがユーシェ大好きって話なんですが。

 

 

◇柳ヶ瀬湊ルート ★☆☆☆☆

 なんかクラスのみんなからいじめられた!その一環で会社がつぶれちゃいそうヤバイバイ!みたいなルートです。

 湊ルートは……正直、かなりつまらなかったです。テーマとなる服飾から離れ、兄からも逃げ、元メイドだからメイド喫茶行けるやん!みたいな安直な展開で…面白くなかったです…。原画家のやる気が感じられない微塵もエロくないCGのエロシーンが多く挿入されるのも大きなマイナス要素でした。

 しかし、全く良いところもなかった、というわけではなく、好きなシーンもいくつかありました。七愛のキャラはやっぱり良かったですね。「エロゲ」というジャンルにおいては、百合キャラは大体不遇な目に合うんですが、それでもその展開を肯定できる強いキャラというのはやはり魅力的です。サクラノ詩の川内野優美とかもそんな感じですね。同じ理由で彼女も大好きです。

 

 

◇花之宮瑞穂ルート ★★☆☆☆

 男性嫌いな瑞穂が、女性として親交を深めていたが、実は男性だった朝日(遊星)をどう受け入れていくか、という感じのルートです。

 こちらのルートに関しても、感想サイト等では評価はあまり高い方ではないですね…。むろん僕もそこまでは楽しむことは出来ませんでした。ですが、ここでは「つまらなかった」ではなく「合わなかった」と言った方が的確かもしれないですね。少女漫画チックなイメージを強く感じました。百合百合しい。

 女装バレ、朝日が遊星であることを受け入れるシーンはかなり良かったです。が、そこ以外はあまり印象に残っていないシナリオでした…。

 

 

◇ユルシュール・フルール・ジャンメールルート ★★★★☆

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 可愛い……

 ユーシェルートはかなり面白かったですですわ。圧倒的な壁として立ちはだかる「ルナ」と「大蔵イオン」という天才に、遊星と手を取り合ってギャフンと言わせてやろうぜ!という感じのシナリオでした。凡人の逆襲シナリオは大好きです。まあこの作品に出ている以上大金持ちではある上、ユーシェの才能はルナ並みじゃなくともかなりのものではあるんですが。

 瑞穂ルートは少女漫画と形容したんですが、こちらはわかりやすく少年漫画的なノリです。アツい!ショーの演出も、ルナルートほどではないが気合が入っていました。ユーシェに関しては好きすぎるので多くを語りません…。金髪強気(虚勢)女の子いいですわよね…。いい…。

 

 

◇桜小路ルナルート ★★★☆☆

 その外見から、親から「かわいそうな子」とされ、表舞台に立つことを許されなかったルナが、初めて大きな舞台に立つ、という話です。

 ルナルートも、ユーシェルートと同じくらいに楽しませてもらえました。銀髪赤目、という外見はゲームやアニメでたびたび見られるんですが、その外見に関するシナリオを組み込んでいるのは珍しいんじゃないでしょうか。ルナと朝日の主従関係が徐々に恋愛に変わっていく描写も見事でした。ルナに寄り添う朝日、ということなんでしょうね。月(ルナ)は太陽(朝日=遊星)がないと輝けない、という関係ですね、いい…。同じくらい楽しかったんですが、やはりユーシェルートはキャラの魅力も相まって、の★4でしたので、ルナルートはこのような評価にさせていただきました。

 このルートは、タイトルからわかる通り、メインルート的な扱われ方をされており、ストーリー、演出ともに相当気合が入っていたと思います。ルナ様は終始格好良かったですし、終盤のショーの演出は必見です。

 

 

◇ほか

音楽 ★★★☆☆

 結構好きです。主題歌「DESIRE」も世界観にかなりあっててGOOD

サブキャラ ★★★★☆

 かなり魅力的でした。イケメンぞろい。

演出 ★★★☆☆ 

 ルナルートにはかなり気合が入ってました。ユーシェルートも同じくらい頑張ってもらえてたら…!

 

 

◇そのほかマイナス点

 かなり楽しませていただけたんですが、服飾を扱った作品であるのにもかかわらず、キャラクターの私服が致命的にダサイのは、個人的にはかなりのマイナスですね…。あと、ルナルートは彼女の外見が大きな要素となっていたにもかかわらず、ピンク髪のヒロインだとか緑髪とか出てくるのも凄まじい違和感を感じました。あと西又葵担当のHCGが全くエロくないどころかイラつくレベルでやる気が感じられないのもがっかりしました。本来このようにマイナス点を挙げるのはやめときたいんですが、この点によるマイナスが大きかったため記しました。

 

 

 

◇総評 ★★★☆☆

 1000字程度でパッと書くつもりだったんですが、約3倍とけっこうなボリュームになってしまいました…。それほどに魅力的な作品ということですね。スタッフに西又葵がいなければもっと評価が高かったと思います。シナリオもルナ・ユーシェに関しては高い完成度を保ったまま最後まで進めることができました。基本的に爽やかな世界観の中、美男美女が繰り広げる物語なので女性ウケが良いのも納得でした。正直エロいらないと思うのでVITA版がおすすめです。オワリ

 

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